秋晴れの中で

１０月２３日（日）秋晴れの中、観音寺市室本町　皇太子神社秋季大祭が開催されました。

太鼓台も３年ぶりに１日だけでしたが　運行する事になりました。

 

組立・準備も３年ぶりともなると、記憶も曖昧で…何をしても１歩進んで２歩下がる状態が続き、悪戦苦闘の連続でした。

よく言われますが文化や伝統の継承で大切な事は、毎年継続して活動していく事だと改めて感じました。

小人数で地元の町勤めだけとなりましたが、秋晴れにも恵まれ気持ちのいい運行が出来ました。

写真では見えにくいですが、天空の鳥居も歩きながら見ることができます。

今年の御花の返礼品は、折り畳みエコバッグを製作しました。

ここ最近では身近に活用できる物を、返礼品として選ばせてもらってます。

夜の運行では３年ぶりにライトアップもされ、昼とは違う太鼓台の美しさに多くの方が見に来てくれました。

皇太子神社秋季大祭は、毎年１０月の４週目にひっそりと観音寺市最後の秋祭りとして開催しています。

過去にはNHKの『家族に乾杯』の取材も受けた太鼓台になります。

 

今回の開催にあたり　コロナ禍である事、また三豊市・観音寺市でも新型コロナウィルスが再拡大していた事もあり、最後の最後まで開催の有無が協議されましたが、祭りを１日で行う事、感染対策の徹底、前日の抗原検査の実施等にて開催する事が出来ました。

 

３年ぶりの祭りを通じて、３世代の交流・地元の交流が出来るのはやはり秋祭りの場という事を改めて認識しました。

子ども達は交代で太鼓を叩き、休憩中はかき棒で遊ぶ。そして普段は許されないであろう大量のお菓子をたっぷり食べる…☆

足の不自由なおじちゃん、昼は家の前に出てきてくれ、夜は休憩してる所まで見にきてくれました。それだけでも組立して運行してよかったと思えました。

 

小さな祭りですが、地元の方が喜んでくれ　地元から愛される最大の行事になっていると感じています。コロナ禍という事で賛否ありますが、子ども達が地元の行事を通じて　将来この伝統を継承していってくれる事を願い、太鼓台好き達は毎年楽しんで保存していっております。

 

皆さまもよければ　１０月４週目のお祭りを来年は見に来て下さい。

 

本社建築部　大西